iMac Retina 5Kのキャリブレーション(3)簡易モード設定 [iMac]
2014.12.27
日本語マニュアルを入手したらマニュアルを読みながら設定作業を始めよう。
1. i1 Display Pro本体をiMacのUSBポートに接続し、Launchpadにあるi1Profilerアイコンをクリックすると次の初期画面。
画像クリックで拡大
2. まず「簡易」モードか「詳細」モードのどちらかを選択する(画面右側)
とりあえず簡易モードで設定することにしよう。
僕が設定したい数値は次の通りだが簡易モードでも実現できる。
1. ガンマ 2.2
2. 輝度 100cd
3. 白色点(色温度) 6500
3. 「ディスプレイのプロファイル作成」をクリックすると次の画面
4. 「ディスプレイの設定」画面
iMacのディスプレイが表示されているが、その下の赤い矢印部分をクリックしてディスプレイの光源タイプを選択する必要がある。
5. 次の画像のように9個の選択肢から選ばなければならない。
実は僕はここの部分で立ち往生してしまった。
一体iMacはどれを選べば良いのか?
結論を先に書いておこう。
ここでは「白色LED]を選択する
ヘルプを詳細に読むと、9個から絞って次の4つから選ぶことになるはずだと見当がついた。
CCFL
広色域CCFL(ワイドガモットCCFL)
白色LED(ホワイトLED)
RGB LED
X-RITEサポートに問い合わせたところ、「メーカーの取扱説明書あるいは仕様書で確認してほしい」
これでサポートなの?
そこで、アップルサポートに問い合わせてみた。
回答は「一般」でよいとのことだった。
しかし、僕はちょっと違うのではないか?と疑問が残って仕方なかった。
1週間後再びアップルサポートに問い合わせてみたところ、スペシャリストが対応してくれて調べてくれたが確たる回答は年明け後にするとのこと。
ちょっと首を傾げたくなるが仕方ない。待つことにした。
一方、これまで使用してきたEIZOのCG243Wディスプレイならどの選択をすればよいのかEIZOに問い合わせた。
すると、さすがディスプレイの会社だ、即座に「広色域CCFL」と教えてくれた!
年明けまで待てないので僕はネット検索で徹底的に調べてみた。
すると、まさに知りたい情報満載の英語サイトを発見した!
このサイトの情報は信頼しうると思うので紹介しておこう。
この中で、次のような情報が出ていた。
iMac displays use white LED IPS panels since 2012. Apple Displays use fluorescent tubes (CCFL) IPS panels.
iMacは白色LEDを選択すればよいのだ。
これでやっと前進することができた。
なお、アップルサポートより回答を得たらその旨書き加える予定だ。
追記 2015.01.08
アップルサポートより連絡があり、やはり「白色LED」との回答を得た。
また、このような重要な設定項目をX-Riteはユーザーに答えられるよう努力して欲しいところだ。
6.白色点
白色点(色温度)は6500にしたいので「CIEイルミナントD65」を選択
7.輝度
100cd/㎥に設定 (IMacでは120cd/㎥推奨とある)
これで設定は終わり。
8.「次へ」をクリック
9. カラーパッチの測定画面となる
この画面はデフォルトのまま「測定を開始」をクリック
10. i1 DISPLAY Pro本体をモニターにモニターにぴったり装着して測定を開始すると画面左上に「ディスプレイのプロファイル」が表示される。
この部分は重要なのでしっかり書いておこう。
最終調整は手動でしなければならない。
下の画像で説明しよう。
ターゲットの白色輝度は100に設定したが、測定値は95と表示されている。
画面真ん中の上向きのオレンジ色の矢印部分に注目。
このオレンジ色が緑色のチェックマークが表示されるまで手動調整する必要がある。
従って、「戻る」をクリック
iMac Retina 5Kではどのように調整すれば良いか?
1. システム環境設定-->ディスプレイ-->輝度
スライドバーを左右に動かし9の操作を繰り返す
この例では少し右にスライドさせる。
ここは勘に頼る以外にない。
手動による微調整が成功すると緑色のチェックマークが表示される。
11. 「次へ」をクリックすると測定開始される(約2分)
12. 測定終了すると本体をモニター前に置くように指示される
13. 「デフォルトの設定値」画面でプロファイル名を作成する
僕は取扱説明書推薦の付け方をした。
すなわち、白色点+輝度+日付「d65_100cd_20141228」
以上で簡易モード設定終了となる。
ワクワクしながらモニター画面の画像と同じ色目のプリントが出来上がるかどうかテストしてみた。
結果はこれまでに経験したことのないほどにほぼ同じ色目のプリントをすることが出来ていた!
この「簡易設定」はもっとも簡単に設定できるので便利だ。
また、通常のキャリブレーションならこれで十分だと感じている。
課題は100cdと120cdとでどのような差が出るのか?
これを体験してみることだ。
そして、さらに「詳細モード」設定にも挑戦しよう。
まだまだ試行錯誤しながらの設定なので間違っているかもしれないことをお断りしておく。
なお、アドバイス大歓迎モード!
日本語マニュアルを入手したらマニュアルを読みながら設定作業を始めよう。
1. i1 Display Pro本体をiMacのUSBポートに接続し、Launchpadにあるi1Profilerアイコンをクリックすると次の初期画面。
画像クリックで拡大
2. まず「簡易」モードか「詳細」モードのどちらかを選択する(画面右側)
とりあえず簡易モードで設定することにしよう。
僕が設定したい数値は次の通りだが簡易モードでも実現できる。
1. ガンマ 2.2
2. 輝度 100cd
3. 白色点(色温度) 6500
3. 「ディスプレイのプロファイル作成」をクリックすると次の画面
4. 「ディスプレイの設定」画面
iMacのディスプレイが表示されているが、その下の赤い矢印部分をクリックしてディスプレイの光源タイプを選択する必要がある。
5. 次の画像のように9個の選択肢から選ばなければならない。
実は僕はここの部分で立ち往生してしまった。
一体iMacはどれを選べば良いのか?
結論を先に書いておこう。
ここでは「白色LED]を選択する
ヘルプを詳細に読むと、9個から絞って次の4つから選ぶことになるはずだと見当がついた。
CCFL
広色域CCFL(ワイドガモットCCFL)
白色LED(ホワイトLED)
RGB LED
X-RITEサポートに問い合わせたところ、「メーカーの取扱説明書あるいは仕様書で確認してほしい」
これでサポートなの?
そこで、アップルサポートに問い合わせてみた。
回答は「一般」でよいとのことだった。
しかし、僕はちょっと違うのではないか?と疑問が残って仕方なかった。
1週間後再びアップルサポートに問い合わせてみたところ、スペシャリストが対応してくれて調べてくれたが確たる回答は年明け後にするとのこと。
ちょっと首を傾げたくなるが仕方ない。待つことにした。
一方、これまで使用してきたEIZOのCG243Wディスプレイならどの選択をすればよいのかEIZOに問い合わせた。
すると、さすがディスプレイの会社だ、即座に「広色域CCFL」と教えてくれた!
年明けまで待てないので僕はネット検索で徹底的に調べてみた。
すると、まさに知りたい情報満載の英語サイトを発見した!
このサイトの情報は信頼しうると思うので紹介しておこう。
この中で、次のような情報が出ていた。
iMac displays use white LED IPS panels since 2012. Apple Displays use fluorescent tubes (CCFL) IPS panels.
iMacは白色LEDを選択すればよいのだ。
これでやっと前進することができた。
なお、アップルサポートより回答を得たらその旨書き加える予定だ。
追記 2015.01.08
アップルサポートより連絡があり、やはり「白色LED」との回答を得た。
また、このような重要な設定項目をX-Riteはユーザーに答えられるよう努力して欲しいところだ。
6.白色点
白色点(色温度)は6500にしたいので「CIEイルミナントD65」を選択
7.輝度
100cd/㎥に設定 (IMacでは120cd/㎥推奨とある)
これで設定は終わり。
8.「次へ」をクリック
9. カラーパッチの測定画面となる
この画面はデフォルトのまま「測定を開始」をクリック
10. i1 DISPLAY Pro本体をモニターにモニターにぴったり装着して測定を開始すると画面左上に「ディスプレイのプロファイル」が表示される。
この部分は重要なのでしっかり書いておこう。
最終調整は手動でしなければならない。
下の画像で説明しよう。
ターゲットの白色輝度は100に設定したが、測定値は95と表示されている。
画面真ん中の上向きのオレンジ色の矢印部分に注目。
このオレンジ色が緑色のチェックマークが表示されるまで手動調整する必要がある。
従って、「戻る」をクリック
iMac Retina 5Kではどのように調整すれば良いか?
1. システム環境設定-->ディスプレイ-->輝度
スライドバーを左右に動かし9の操作を繰り返す
この例では少し右にスライドさせる。
ここは勘に頼る以外にない。
手動による微調整が成功すると緑色のチェックマークが表示される。
11. 「次へ」をクリックすると測定開始される(約2分)
12. 測定終了すると本体をモニター前に置くように指示される
13. 「デフォルトの設定値」画面でプロファイル名を作成する
僕は取扱説明書推薦の付け方をした。
すなわち、白色点+輝度+日付「d65_100cd_20141228」
以上で簡易モード設定終了となる。
ワクワクしながらモニター画面の画像と同じ色目のプリントが出来上がるかどうかテストしてみた。
結果はこれまでに経験したことのないほどにほぼ同じ色目のプリントをすることが出来ていた!
この「簡易設定」はもっとも簡単に設定できるので便利だ。
また、通常のキャリブレーションならこれで十分だと感じている。
課題は100cdと120cdとでどのような差が出るのか?
これを体験してみることだ。
そして、さらに「詳細モード」設定にも挑戦しよう。
まだまだ試行錯誤しながらの設定なので間違っているかもしれないことをお断りしておく。
なお、アドバイス大歓迎モード!
こんにちは。
キャリブレーション検索から来ました。
今MacBookとEIZOモニタで色合せをやってるんですがなかなか互いの色が合わなくて悩んでいます。
もしMacBookと外部モニタでキャリブレーションをされている環境であれば、そちらの設定環境を教えて頂けないでしょうか。
今回のiMacの記事も大変参考になりました。
ただMacBookと外部モニタの2台だとどちらをメイン画面にして計測するのか?
Macbook単体で計測するのか?
外部モニタ計測時はMacbookは閉じるのか?閉じないのか?
などいろんな疑問があります。
よろしくお願いいたします。
by サンデー (2019-02-10 15:56)