写真撮影に便利なアプリ [SONY α7R]
2015.04.21
風景写真を撮るときは僕はほとんどの場合パンフォーカスで撮っている。
つまり近距離から無限距離の範囲すべてにピントが合うように。
プロやハイアマチュアカメラマンなどは経験によって過焦点距離の数値を覚えているらしいので問題とならないかもしれない。
例えば、「35mmレンズで絞りf11で撮りたいときの焦点距離はXXメートルに設定すればパンフォーカスで撮れる」という具合に。
しかし、本来はしっかりとした計算式があってそれに則って焦点距離を算出して設定する。
計算式というのは、
過焦点距離 = (焦点距離)2/(絞り値 * 許容錯乱円径)
許容錯乱円径: SONY α7Rの場合は僕は0.033として計算している。
僕はこの計算式を全く知らなかったが世界的風景写真家ケント白石さんの講義を受けて覚えた。
この基礎を知った上でこれから紹介する撮影に便利なアプリを使っている。
これ書いとかないと白石さんに怒られるけんね!(^_^)
アプリの名はSetMyCameraでiPhone、iPad用アプリだ。
ほとんどすべてのカメラで設定が出来る。
どのようにして使う?
次の写真で説明しよう。
カメラはSONY α7R、レンズは16-35mm、ISO100、 f16
桜の木の間から富士山が綺麗に見えているのでこの構図で手前の桜の花びらから富士山までしっかりピントが合った写真を撮りたい。
桜の花びらの距離は目測で2メートルだ。
プロやハイアマチュアカメラマンは直感的に焦点距離をどの数値にすればパンフォーカスで撮れるか判断できるだろう。
しかし、僕はまだ自信がない。
そこでこのアプリを利用する。
桜の花びらにピントを合わせると2メートルでぴったりピントが合っていた。
ところがこのアプリで確かめると驚いてしまう。
これを見るとカメラから1.1mからピントが合っているが富士山はどうか?
なんとピントが合う範囲は遠いところで8.6mと表示されている。
つまり富士山はくっきりではなくぼやけていると言うことを意味しているではないか!
さらに下の表示を見ると「近過焦点1.2m、過焦点2.5m、遠過焦点 無限」
これはどいう言う意味かと言うと、焦点距離を2.5mにすればカメラから1.2mから無限までピントが合うと言う意味だ。
焦点距離を 2メートルにすると富士山はぼやけるが、2.5メートルに設定すると富士山までピントが合う!
わずか50cmの焦点距離の差で大きな違いが出てくるということになる。
そこで僕はアプリで焦点距離を3メートルに合わせた。
マニュアルで焦点距離を3メートルに設定した後は手ぶれしないようにカメラをしっかり保持することに神経を集中すればよかった。
実はこの構図は背伸びして撮らなければならない状態だったから。
この例では絞りを絞って撮ったが、被写体2メートルから無限大までパンフォーカスにするための他の絞りは?と考えた時にこのアプリを利用すればf11で4mに設定すればよいことなどが分かる。
ときめいたシーンに出くわしたら夢中になり計算などしてられない!
そんな時にこれがあれば役に立つのではないか。
風景写真を撮るときは僕はほとんどの場合パンフォーカスで撮っている。
つまり近距離から無限距離の範囲すべてにピントが合うように。
プロやハイアマチュアカメラマンなどは経験によって過焦点距離の数値を覚えているらしいので問題とならないかもしれない。
例えば、「35mmレンズで絞りf11で撮りたいときの焦点距離はXXメートルに設定すればパンフォーカスで撮れる」という具合に。
しかし、本来はしっかりとした計算式があってそれに則って焦点距離を算出して設定する。
計算式というのは、
過焦点距離 = (焦点距離)2/(絞り値 * 許容錯乱円径)
許容錯乱円径: SONY α7Rの場合は僕は0.033として計算している。
僕はこの計算式を全く知らなかったが世界的風景写真家ケント白石さんの講義を受けて覚えた。
この基礎を知った上でこれから紹介する撮影に便利なアプリを使っている。
これ書いとかないと白石さんに怒られるけんね!(^_^)
アプリの名はSetMyCameraでiPhone、iPad用アプリだ。
ほとんどすべてのカメラで設定が出来る。
どのようにして使う?
次の写真で説明しよう。
カメラはSONY α7R、レンズは16-35mm、ISO100、 f16
桜の木の間から富士山が綺麗に見えているのでこの構図で手前の桜の花びらから富士山までしっかりピントが合った写真を撮りたい。
桜の花びらの距離は目測で2メートルだ。
プロやハイアマチュアカメラマンは直感的に焦点距離をどの数値にすればパンフォーカスで撮れるか判断できるだろう。
しかし、僕はまだ自信がない。
そこでこのアプリを利用する。
桜の花びらにピントを合わせると2メートルでぴったりピントが合っていた。
ところがこのアプリで確かめると驚いてしまう。
これを見るとカメラから1.1mからピントが合っているが富士山はどうか?
なんとピントが合う範囲は遠いところで8.6mと表示されている。
つまり富士山はくっきりではなくぼやけていると言うことを意味しているではないか!
さらに下の表示を見ると「近過焦点1.2m、過焦点2.5m、遠過焦点 無限」
これはどいう言う意味かと言うと、焦点距離を2.5mにすればカメラから1.2mから無限までピントが合うと言う意味だ。
焦点距離を 2メートルにすると富士山はぼやけるが、2.5メートルに設定すると富士山までピントが合う!
わずか50cmの焦点距離の差で大きな違いが出てくるということになる。
そこで僕はアプリで焦点距離を3メートルに合わせた。
マニュアルで焦点距離を3メートルに設定した後は手ぶれしないようにカメラをしっかり保持することに神経を集中すればよかった。
実はこの構図は背伸びして撮らなければならない状態だったから。
この例では絞りを絞って撮ったが、被写体2メートルから無限大までパンフォーカスにするための他の絞りは?と考えた時にこのアプリを利用すればf11で4mに設定すればよいことなどが分かる。
ときめいたシーンに出くわしたら夢中になり計算などしてられない!
そんな時にこれがあれば役に立つのではないか。
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