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豪華客船を撮るのに欠かせないアプリ [旅]

2015.05.02
昨日は横浜港大黒ふ頭に世界最大級の豪華客船Voyger of the Seas(138194トン、全長310m)が入港し同日出港した。

この船はあまりの大きさに横浜のベイブリッジをくぐることが出来ず隣接の大黒ふ頭に着岸。
このニュースを知って大黒ふ頭へ行こうと思ったがここは立ち入り禁止区域だとのこと。
この日は他にセレブリティ・ミレニアム(91000トン、全長294m)、ぱしふぃっくびいなす(26594トン、全長183.40)が同時に入港。
おそらくこの場所での見学は無理だろうと判断し次の候補地で見学することにした。
そこは東京湾がもっとも狭くなっている千葉県の金谷フェリーターミナル近辺。
対岸の神奈川県までの距離は約11km。

ここで利用したのがコラム「世界中の船舶の位置がリアルタイムで分かるアプリ」で紹介したアプリのMarineTraffic Ships & Wind。
これを見て大黒ふ頭ではどのように着岸するのか初めて知ることが出来た。
1.jpg


なるほど大桟橋からはまったく見ることは出来ないなー。
これで諦めがついた。
金谷へ行こう。

ここへ行く決心した理由は他に地理的条件と天候がある。
この日は前日までの曇の多い天気とは一変して快晴。
この状況だと日没時には富士山のシルエットが見えるかもしれないと予想。
しかも日没の時間帯に客船が通過していくのではないか?
これは願ってもないチャンス!

早速金谷で待ち伏せすることに。

土産物店で待機時間のおやつとしてドーナツを買う。
ほんとはどうでもよかったのだけど富士山の位置を聞きたかったので、、、
この時期富士山がはっきり見えることはない。
富士山方向は沈みつつある太陽の光でまったく見えない。
しかし、快晴なのでシルエットは見えるに違いないと確信。

iPhone6 Plusを取り出して船は出航したかどうか確かめてみる。
アプリ「MarineTraffic Ships & Wind」はほぼリアルタイムに現在地を表示してくれるからだ。
2.jpg

07:35UTC-->日本時間16:35分のデータではStaus 欄がUnderway using Engineと表示されている。
ちなみに「Moored」と表示されているときは係留されていることを意味する。
つまりここでは動いていることが分かる。
そしてその下のSpeed/Course欄には3.5kn/67° とある。
1マイル=1.609kmなので時速6.8kmと人の歩く速さで動き出したことが分かる。

待機してる場所はココ
3.jpg


このようにカメラをセットしていた。
4.jpg

すると何人もの人に「何狙ってるんですか?」と聞かれた。
「まもなく世界最大級の豪華客船が通過するんですよ」と応える。

中には「おお、見えるよ!ほらあの第1海堡の指一本左に!」と。
ほんまかいなー
この人この辺よく知ってるなー「第1海堡」という言葉何のことだろう。
そうか、かすかに見える島のことかー

iPhone6 のアプリでは現在位置は岸壁を離れたばかり。
「凄い視力ですね!僕なんかには見えませんよ!」と返事する。
たとえ見えるとしても距離は20km以上はある。
マサイ人の視力11(距離1834m)をはるかに上回るではないか!
その人、そのうちいなくなった。

別の人は「オレいつもカメラ持ち歩いてるから撮ろう」と言って僕の隣で三脚組み立て始める。
よく喋る人で僕のカメラ構成みて興味深そう。
「カメラはsonyでレンズはcanonですかー!」
いつの間にか人が集まっていた。

予想通り富士山のシルエットが見え始め空が赤く染まってきた。
そして客船がイメージしていた時間に画面に入ってくれた。
VOYGER_OF_THE_SEA-7_blog.jpg


このアプリの正確さを試してみた。
5.jpg


見事!ほとんどタイムラグなしだ!

そして朝7時には紀伊半島沖を進んでた。
6.jpg









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