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2050年の日本はどうなっている?驚愕の英経済誌レポート [最近気になること]

2015.06.25

英経済誌「エコノミスト」のシンクタンクEIUは昨日「長期マクロ経済予測」レポートを発表した。
これによると2050年の日本はどうなっているか?の予測に驚愕する。
このレポートは必読だ。
このレポートはエコノミストあるいはEIUサイトで登録すれば無料でダウンロードして読むことが出来る。
要約すると、

1. 2050年の名目GDPのランキングを2014年の名目GDPと比較してグラフ掲載されている。
 それによると、2014年の名目GDPトップ10は次の通り。

1. アメリカ 17兆4190億ドル
2. 中国   10兆3350億ドル
3. 日本   4兆6060億ドル
4. ドイツ  3兆8650億ドル
5. イギリス 2兆9510億ドル
6. フランス 2兆8350億ドル
7. ブラジル 2兆3460億ドル
8. イタリア 2兆1490億ドル
9. インド  2兆5500億ドル
10. ロシア  1兆8610億ドル

2050年の名目GDP予測ではなんとインドが3位、そしてさらに驚くのはインドネシアが4位にランクされている!
そして日本は5位にまで没落。

1. 中国     105兆9160億ドル
2. アメリカ  70兆9130億ドル
3. インド    63兆8420億ドル
4. インドネシア 15兆4320億ドル
5. 日本     11兆3670億ドル
6. ドイツ    11兆3340億ドル
7. ブラジル   10兆3340億ドル
8. メキシコ   9兆8260億ドル
9. イギリス   9兆8120億ドル
10. フランス   9 兆6710億ドル

インドはある程度予測できるがなぜインドネシアが!
その理由については書かれていない。

中国は2026年には名目GDPでアメリカを追い抜き2050年までトップを保つだろうとのこと。
インドは実質成長率5%を2050年まで継続すると予測されるのでで3位にランクされている。
インドネシアとメキシコは2014年時点ではそれぞれ16位と15位であったが2050年にはそれぞれ4位と9位にランクされるだろう。

2. 次に2050年までのGDPもアジアが引き続き台頭し世界のGDPに占める割合が53%にまで上昇するだろうとしている。

3. 国際的優位性
 2030年の経済大国トップ3はアメリカ、中国、インドと予測している。
 注目すべきは中国とインドはそれぞれ1国で5カ国(インドネシア、ドイツ、日本、ブラジル、イギリス)合算以上にリッチになっているだろうと予測していること。

その他労働力人口にも触れている。
2050年の労働力人口トップ3はナイジェリア、パキスタン、フィリピンと予測している。

そして労働力人口の急減少のトップに上げられているのは日本で世界最高の老齢化社会になるとここでも予測しているのが悲しい。

そしてさらに悲しくなる指標がレポートされている。
2000年の国民一人当たりGDPは日本は世界1位であった。
ところが2014年には中国に追い越され3位となった。
では2050年にはどうなっているか?
まったく驚く国の台頭になっている。
1位 スエーデン
2位 ドイツ
3位 イタリア
4位 スペイン
5位 スリランカ
6位 ハンガリー
7位 ロシア
8位 南アフリカ

アメリカ、日本は影形もない。
中国は2050年に日本に追いつくだろうとも記している。

このレポートはまだ日本では報道されていないようだが、このようなグローバルなレポートを我々日本人はいち早く咀嚼してそのようなことにならないよう次世代計画を構築すべきだ。

このままでいいのかニッポン!


















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