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Lightroomの勉強(2)参考書選びが大切! [Lightroom]

2014.09.01
Lightroomの学習を始めるに当たって解説書はどうしても必要なのでネット検索で評判のよい参考書をアマゾンから取り寄せた。翌日配達なので便利この上ない。

この参考書を読み始めて僕は直ぐにこれはダメだと感じた。
概してソフトウエアの解説書は機能の解説をするスタイルなのだ。
これではユーザーにはとても分かりにくい。
この本もこのたぐいだ。

例えば、目次に「トーンカーブを調整する」という項目があったりするが、これは操作方法の解説であって、しかも現像作業の一部分に過ぎない。

ユーザーは実際の写真からどのように補正すればよい写真が出来上がるのかのプロセスとそのための具体的方法を知りたいのだ。

だから僕にとってよい参考書とは具体的な写真を題材に最初から最後までの現像過程を解説してくれる本だ。

僕はPhotoshopの学習はスコット・ケルビーの日本語版「photoshop cs6」が大変役に立った。
そこで彼がLightroomの参考書を刊行していないか調べたがまだ日本語版はなかった。
仕方なく英語版をAMAZON USAから取り寄せた。題名は「Lightroom 5」
なんと4日で届いた。
速達便でオーダーしたので購入価格は本の価格の2倍ほどになってしまったが後悔していない。
この本もPHOTOSHOP の解説本と同じくユーザー本位で書かれていて大変分かりやすい。
英語版だが英語は平易で分かりやすい。

僕はiPadがこの世に出てから紙の本から電子書籍に移行したので書籍を購入するのは久しぶりだった。
改めて感じたことはこのような解説本は書籍版が便利だと言うこと。
この本の素晴らしい特徴の一つはINDEXが充実していること。
なんと19ページに渡ってアルファベット順に約1500もの検索用語とその該当ページが記載されているので知りたいページに簡単にたどり着ける。
電子書籍の欠点はこの操作に手間取ることだ。
さらにネットから例題の写真をダウンロード出来るので解説を読みながら自分で操作出来る。
上述の日本語参考書はいまだに付録のDVDを使う仕組みになっている。
もうこの時代ではない。

ところで、スコット・ケルビーの「Lightroom 5」はアマゾン・ジャパンで検索するとKindleバージョンをダウンロード出来ることを後で知った。
価格はこちらのほうがかなり安い。

今後の参考のためにこのKindleバージョンをダウンロードして使ってみた。
電子書籍版も捨てがたいどころか手放せない!
電子書籍版のよい点は
1. 分からない英単語はクリックするだけで和訳が出てくることだ。
2. 活字を拡大縮小できるので読みやすい
3. 例題の写真を拡大出来るのでiPadのRetinaヂスプレイで鮮明な画像を見ることが出来る。
4. iPadをデスクトップの横に置いてiPadの「Lightroom 5」を開き、PCではLightroomを起動させて 操作できる

Lightroomを学習するにはスコットケルビーの参考書が最適だ。
どんなところ?
例をあげて一部を紹介しよう。
露出補正作業の説明の部分はこのように説明されている。
彼の文体は冗談を交えながらフランクな語り口で記述されている。

^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
これでホワイトバランスがセット出来たできたね。
このあとにすることは露出補正作業だよー
大まかな露出調整は露光量とコントラストの二つのスライダーを使うんだ。

STEP1
例題の写真を開いてみて!
(写真はサイトからダウンロードしてLIGHTROOMで読み込む)
開いたね?
画面を大きくしてから調整する方が便利だよね。
左のパネルは今は使わないから一時的に隠してしまおう。
その方法はF7を押すといいよ。
もう一つの方法は画面左の三角形のマークをクリックするといいんだ。

STEP2
画面上のパネルもF5を押すと一時的に消せて便利だよ。
だけど今回はまだ最初だからのそのままにしておこう。

STEP3
大まかな露出補正するには右パネルの基本補正の中にある露光量とコントラストを操作するんだ。
この写真見てよ、露出オーバーだしコントラストがフラットだよねー
暗くするには露光量スライドをこのように左にドラッグするといい。
ここでは-0.80になっている。
どうだい?空のディテールが見えてきたよね。
最初の写真では空にはなにも見えなかったよね?
もっと雲を現したい場合はスライドを左にドラッグすればいいよ。
この操作覚えといてね。
あとでまたこれ使うからね。

STEP4
最初の写真はすでに明るすぎたけどもっと明るくすることも出来るよ。
このスライダーを右にドラッグしてごらん。
もう真っ白に近いよね。
分かった?このスライドはこのような役目をするんだ。
僕はいつもこの露光量スライダーを最初に使うよ。

STEP5
ではスライダーを元の-0.80の位置に戻して。
これで良さそうに見えるけどフラットな写真だね。
そんな時はコントラストを上げるといいんだ。
+62まで上げてみてー
ところで言っとくけど、僕は数字を見て上げてるんじゃないよ。
写真を見ながらスライダーを動かしてるんで結果的に+62になっているだけだよ。

STEP6
コントラストスライダーで明るくすれば明るい部分はより明るくなるし、暗い部分はより暗くなる特徴を持っている。
ここではコントラストを少し上げすぎた。
そこでどうするか?驚かないで!
露光量スライダーを-0.80から-0.65と右に少しだけドラッグすると暗い部分が明るくなっただろう!
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
このような調子で進んで行く。
この説明なら学習するのが楽しくて仕方なくなる!
















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