iMac Retina 5Kのキャリブレーション(5) 詳細設定 [iMac]
2015.01.01
いよいよi1 Display Proでの本格的なキャリブリブレーション設定に挑戦だ。
調整目標は
1. ガンマ 2.2
2. 輝度 100cd
3. 白色点(色温度) 6500
i1 display Proは「簡易設定」と「詳細設定」の両方で設定が出来るようになっている。
前回は「簡易設定」を選んでキャリブレーションしたが、僕はこの簡易設定でも十分だと感じた。
つまり、上の3つの目標をしっかり測定してくれるからだ。
「詳細設定」を行ってみたが、なるほど実に詳細な設定が可能となっていて僕にはまったく意味不明のデータが表示されてくるのに驚かされる。
特に後半の設定結果データを理解するのは難しい。
僕としてはこれが理解できなくてもよしとすることにして設定作業を進めた。
1. i1 Profilerを起動して画面右の「詳細」をクリックすると次の画像
2. 「プロファイルの作成」をクリックする
もちろん、ディスプレイはiMacを選択し、光源タイプは「白色LED」を選択する
白色点はCIEイルミナントD65
輝度は100cd
コントラスト比率は「固有の値」
次の「フレア補正 フレアを測定および調整」は「簡易設定」にはない。
僕はここにチェックマークをいれて測定することにした。
その理由は取扱説明書p47「フレア補正」の解説で「このオプションを有効に設定すると、ディスプレイ前面に当たる照明光のフレアを補正することが可能になります。以下略」でなるほどと思ったからだ。
iMac Retina 5Kは平面的なディスプレイなので照明の反射光の影響を受けるのではないかと考えた。
しかし、これを有効にすると作業手順が増えて面倒になるが仕方ない。
3. 「次へ」をクリック
ガンマ2.2であることを確認
プロファイルタイプは「マトリクスベース(規定)とした。
4. 「次へ」をクリックすると「「パッチセット」
この設定も「簡易設定」にはない。
ここでは大、中、小の3つから選択するようになっているが、僕は大の462を選んだ。
ちなみに中は211、小は118だ。
大を選択するとその後の測定時間は7分と表示される。
5.「次へ」をクリック
iMac Retina 5Kの場合は
自動ディスプレイコントロールあるいはブライトネス、コントラスト、RGBのどちらにチェックマークを入れても同じ。
「測定を開始」をクリック
6. ここからは実際に本体を手で操作する作業が始まる。
これはちょっと面白い。
まず、モニター画面が次のように表示される。
左上にどのようにするかの指示が出るので素直に従う。
7. 本体をモニターの前に置くと、「よろしい、よくできました!」とばかりに次の画面に変わる。
このイラストは本体を回転させてレンズ面を出すように指示しているところだ。
レンズ面を出すと、次の画面に変わる。
8. フレアコレクト
これは上記手順2のアンダーラインの部分の測定が開始されるということになる。
律儀?な僕はメジャーを取り出してモニターから30cmの長さを計り約20秒イラストのようにモッチ続けて測定した。
9. この測定が終わると本体を直接モニターにピタリと密着させるように指示される。
下の画像は測定が終わった結果が左上に表示されているところ。
拡大すると下の画像。
白色輝度100cdの目標値ながら測定結果は89cdであったことを意味している。
目標値に達していないのでモニターの明るさを上げなければならない。
iMac Retina 5Kではどのようにして明るさを調整するか?
1. まず、上の画像で「戻る」をクリック
2. iMacのアイコン「システム環境」-->ディスプレイ
3.下の画像で輝度スライダーを手動で動かす。
どの程度動かせば良いのか勘を頼りに何度も繰り返す以外にない。
ここが煩わしい部分だ。
11.適当にスライドさせた後上記5に戻って再測定をする。
下の画像のように緑色のチェックマークが表示されるまでこの操作を繰り返す。
12. 「次へ」をクリック
ここでプロファイル名を作成しよう。
僕は取扱説明書推薦のファイル名を参考にしてつけることにした。
s_d65_100cd_20141231
sは「詳細設定」の頭文字
d65は白色点
100cdは輝度
20141231は作成日
ここで注意点:アカウントユーザーにチェックを入れておくこと!
これをしないとプロファイル名保存できない!
13. ファイル名作成の後、「プロファイルを作成して保存」をクリック
これで「簡易設定」より詳細な設定ができたことになる。
ところが、「詳細設定」はこの後も詳細な設定項目があるのだが、ここからは僕には意味がわからないのでペンディングとしている。
とりあえず僕の場合はこれで十分な環境になった。
僕はこの作業をして驚いたことがあった。
それはiMac Retina 5Kは上海の工場から直接自宅へ配送されてそのまま使用していたのだが、
27インチのRetina画面はこんなにも明るいのか!と。
しかし、その明るさは相当なもので次第に目の疲れ、痛みの症状が出てきた。
我慢していたがとうとう眼科診察を受けようかとさえ思うほどに!
そんな時にi1 Proで測定したところ、なんと輝度240cdの値を示していたのだ!
アップルサポートにこのことを伝えたのはもちろんだ。
購入予定の方はこの点注意したほうがよい。
100cdに設定した後は目の症状は回復した。
以上、「詳細設定」でキャリブレーション終了した。
テストプリントの結果も満足でこれまでのストレスから解放された。
i1 display Proはプロのみならずアマチュア写真家にとっても絶対不可欠なアイテムであることを確信した。
いよいよi1 Display Proでの本格的なキャリブリブレーション設定に挑戦だ。
調整目標は
1. ガンマ 2.2
2. 輝度 100cd
3. 白色点(色温度) 6500
i1 display Proは「簡易設定」と「詳細設定」の両方で設定が出来るようになっている。
前回は「簡易設定」を選んでキャリブレーションしたが、僕はこの簡易設定でも十分だと感じた。
つまり、上の3つの目標をしっかり測定してくれるからだ。
「詳細設定」を行ってみたが、なるほど実に詳細な設定が可能となっていて僕にはまったく意味不明のデータが表示されてくるのに驚かされる。
特に後半の設定結果データを理解するのは難しい。
僕としてはこれが理解できなくてもよしとすることにして設定作業を進めた。
1. i1 Profilerを起動して画面右の「詳細」をクリックすると次の画像
2. 「プロファイルの作成」をクリックする
もちろん、ディスプレイはiMacを選択し、光源タイプは「白色LED」を選択する
白色点はCIEイルミナントD65
輝度は100cd
コントラスト比率は「固有の値」
次の「フレア補正 フレアを測定および調整」は「簡易設定」にはない。
僕はここにチェックマークをいれて測定することにした。
その理由は取扱説明書p47「フレア補正」の解説で「このオプションを有効に設定すると、ディスプレイ前面に当たる照明光のフレアを補正することが可能になります。以下略」でなるほどと思ったからだ。
iMac Retina 5Kは平面的なディスプレイなので照明の反射光の影響を受けるのではないかと考えた。
しかし、これを有効にすると作業手順が増えて面倒になるが仕方ない。
3. 「次へ」をクリック
ガンマ2.2であることを確認
プロファイルタイプは「マトリクスベース(規定)とした。
4. 「次へ」をクリックすると「「パッチセット」
この設定も「簡易設定」にはない。
ここでは大、中、小の3つから選択するようになっているが、僕は大の462を選んだ。
ちなみに中は211、小は118だ。
大を選択するとその後の測定時間は7分と表示される。
5.「次へ」をクリック
iMac Retina 5Kの場合は
自動ディスプレイコントロールあるいはブライトネス、コントラスト、RGBのどちらにチェックマークを入れても同じ。
「測定を開始」をクリック
6. ここからは実際に本体を手で操作する作業が始まる。
これはちょっと面白い。
まず、モニター画面が次のように表示される。
左上にどのようにするかの指示が出るので素直に従う。
7. 本体をモニターの前に置くと、「よろしい、よくできました!」とばかりに次の画面に変わる。
このイラストは本体を回転させてレンズ面を出すように指示しているところだ。
レンズ面を出すと、次の画面に変わる。
8. フレアコレクト
これは上記手順2のアンダーラインの部分の測定が開始されるということになる。
律儀?な僕はメジャーを取り出してモニターから30cmの長さを計り約20秒イラストのようにモッチ続けて測定した。
9. この測定が終わると本体を直接モニターにピタリと密着させるように指示される。
下の画像は測定が終わった結果が左上に表示されているところ。
拡大すると下の画像。
白色輝度100cdの目標値ながら測定結果は89cdであったことを意味している。
目標値に達していないのでモニターの明るさを上げなければならない。
iMac Retina 5Kではどのようにして明るさを調整するか?
1. まず、上の画像で「戻る」をクリック
2. iMacのアイコン「システム環境」-->ディスプレイ
3.下の画像で輝度スライダーを手動で動かす。
どの程度動かせば良いのか勘を頼りに何度も繰り返す以外にない。
ここが煩わしい部分だ。
11.適当にスライドさせた後上記5に戻って再測定をする。
下の画像のように緑色のチェックマークが表示されるまでこの操作を繰り返す。
12. 「次へ」をクリック
ここでプロファイル名を作成しよう。
僕は取扱説明書推薦のファイル名を参考にしてつけることにした。
s_d65_100cd_20141231
sは「詳細設定」の頭文字
d65は白色点
100cdは輝度
20141231は作成日
ここで注意点:アカウントユーザーにチェックを入れておくこと!
これをしないとプロファイル名保存できない!
13. ファイル名作成の後、「プロファイルを作成して保存」をクリック
これで「簡易設定」より詳細な設定ができたことになる。
ところが、「詳細設定」はこの後も詳細な設定項目があるのだが、ここからは僕には意味がわからないのでペンディングとしている。
とりあえず僕の場合はこれで十分な環境になった。
僕はこの作業をして驚いたことがあった。
それはiMac Retina 5Kは上海の工場から直接自宅へ配送されてそのまま使用していたのだが、
27インチのRetina画面はこんなにも明るいのか!と。
しかし、その明るさは相当なもので次第に目の疲れ、痛みの症状が出てきた。
我慢していたがとうとう眼科診察を受けようかとさえ思うほどに!
そんな時にi1 Proで測定したところ、なんと輝度240cdの値を示していたのだ!
アップルサポートにこのことを伝えたのはもちろんだ。
購入予定の方はこの点注意したほうがよい。
100cdに設定した後は目の症状は回復した。
以上、「詳細設定」でキャリブレーション終了した。
テストプリントの結果も満足でこれまでのストレスから解放された。
i1 display Proはプロのみならずアマチュア写真家にとっても絶対不可欠なアイテムであることを確信した。
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