ダウンジャケットは自分で洗える！

2015.02.01

愛用のモンベルのダウンジャケットの洗濯にチャレンジした。
このダウンはこのところ外出先でタバコの煙をたっぷり吸い込んで嫌な臭いが気になって仕方なかった。
クリーニングに出すことを考えたが、ダウンを購入したときに専用洗剤を買っていたので使わないともったいないので自分で洗濯することにした。

いざ洗濯すると決めたがどこで洗う？
洗面所の上ではスペースが小さく水浸しになることは目に見えている。
そこでバスタブで洗うことにした。

専用洗剤の使用法を読むと25Lの水にキャップ５杯とある。
どうやってその水量計る？
適当に洗剤入れればよいのだが初めての経験なので慎重にならざるを得ない。
13Lバケツ２杯の水をバスタブに流し込み高さを測った。

その後３０度の湯をその高さまで溜め込む。

ダウンのジッパーを閉じて清水の舞台よろしく放り込み、次いでパンツ１枚姿でそれに続く。
最初、手洗いしようと試みたがとてもとても掴めない。
エエイーこうなりゃ足を使え！（頭も使った)

足でダウンを何度も踏みつけるとダウンはやがて萎んでおとなしくなった。
参ったかー！
しばらくモグラたたきのようにダウンが水面に飛び出して抵抗する。
やがて徐々に洗剤が泡立ち出す。
オオーいい調子。
ひたすら足踏みするようにダウンを踏みつける。
もうこれはワイン作りの過程に近い動作だ。

そのうちに自然に片足がダウンを掴みもう片方の足にこすりつける動作が始まった。
これだー！
これで洗える！
ダウンを何度もこねて足で洗うことに慣れて行く。

１０分ほどの足の運動で汗が出てくるほどに、、、

洗濯完了

たっぷり水を吸い込んだダウンの重量は相当なもの！
引き上げるのが大変。
バスタブの水を抜いてしばらくダウンから水が流れ出るのを待つ。
この間合いは惨めーー

水抜きが持てるほどになったので手に取ってみる。
なんだ、これは！ダウンが丸く各所で固まって卵のようになっているではないか！

次のステップは洗濯機での脱水だ。
慎重に時間と強さをセットしてスイッチオン
脱水が終わり再び手に持つ。
あの卵状態はそのまま！
これは一体どうなるの？
このままじゃ着心地悪いしダウンの役目果たさないのでは？

心配で仕方ないが、陰干しして様子をみることに。
陰干しは１日ではまだダウンが卵のように固まった状態のまま。
２日目も乾燥させることにした。
幾分和らいできたような感じだがこのままでは納得できない。

そこで思い立ったのが、ダウンを手でほぐすこと。
説明書きにもそのように書いてあった。
「乾燥後は、やさしくたたきながらダウンの片寄りをほぐして下さい」
僕はここでドライヤーで少し暖めながらほぐしていった。
ほぐし方は両手でダウンを掴み拍手するように両手を打ち合わせると効果的だった。

結論
ダウンジャケットはバスタブで足で洗うとよい！(^_^)
ダウンの塊は心配することはない、大丈夫、元に戻る。
これで２５００円もするクリーニング代節約できる。