今、公共放送NHKがすべきこと！

2020.03.10

すでにコロナウイルスはパンデミックレベルに達していると言ってよい状況となっている。
イタリアでは全土で移動制限が10日より発効する。
これは事実上の戒厳令に等しい。

日本では客船ダイヤモンドプリンセスの乗客乗員に感染者が発生した当初は日本の対応は世界中から非難されていたが、今やその非難を継続するメディアはない。これは日本政府の対応の遅さもあったが結果として防止策が功を奏したことの現れだろう。
首相の学校閉鎖要請は野党などから猛反対の追及と揚げ足取りがあったが、最近の世論調査では６０％近い支持を得ている。
日本は危機対応に恐ろしく疎い国だが、めずらしく大胆な決断をしたと言えるだろう。
しかし、コロナウイルス対策は今始まったばかりだ。

今こそ日本の底力と国民の一致団結した協力体制を構築して他国から日本の対応が見直される様にするチャンスだ。
その時に公共放送たるNHKの役割は重要だ！
NHKはやっと「新設ウイルス特設サイト」と画面表示させてQRコード読み込みで情報提供している。
これは大変よいことだが、QRコードを読み込ができる視聴者は限られていることを分かっているはず。
田舎のおじいちゃん、おばあちゃん、高齢者はこの様な手段では情報を得ることはできない！

今、NHKのすべきことは通常番組を中止してコロナウイルス関連の特番を組み全ての国民に感染防止策の意識を強く持たせることだ。
唯一、TBSでコロナウイルス関連情報を流しているだけだ。
NHKは大河ドラマ、メシ番組や料理番組など昼行灯な番組ばかり流している。
各地域の放送局番組に切り替えて東北大震災の様なニュース体制を構築する時ではないか？
過去の出来事を振り返っている場合ではない！今は今を考える時！

タグ：コロナウイルス NHKの役割